春の陽気が差し込むさかな公園では、今年も「ヤマアカガエル」が産卵していました。

夜に見回りをしていたところ、人の笑い声のような音が聞こえてきたので、もしやと思い辺りを探してみると、10個ほどの卵の塊と成体を観察することができました。
「ヤマアカガエル」は他のカエルよりも一足早く繁殖するため、地域によっては2月頃から産卵が見られる事もあります。
県外では既に産卵したという情報を目にしていましたが、ようやく来てくれて安心しました。

冬の間にじっと息を潜めていた生き物たちを観察すると、いよいよ春がやってきたのだなと実感します。
来年度も様々な生き物との出会いを楽しみにしています。
飼育スタッフ 川野