水族館1階の「岸辺の魚水槽」では「ミシシッピアカミミガメ」を2匹、「ニホンイシガメ」を1匹展示しています。
先日館内の見回りをしていたら、桟橋の上で3匹のカメが日光浴の場所の取り合いをしていました。

よく観察していると、ミシシッピアカミミガメがニホンイシガメを押しのけて一番暖かい場所に陣取っていました。
ミシシッピアカミミガメはアメリカ原産の外来種としても知られ、
自然界でも在来種のニホンイシガメの日光浴の場所を奪ってしまっているなどの問題がありますが、まさにそんな場面を見てしまいました。
アカミミガメはニホンイシガメよりも体が大きく、パワーもあるのでなかなか敵いません。
自然界でも同じようなことが起こっているのだろうなと思い、改めて外来種問題を考えさせられました。
飼育スタッフ 鷲雄