当館では、今年貴重な両生類である「サンインサンショウウオ」の孵化・育成に成功しました。
「サンインサンショウウオ」は鳥取県や島根県、兵庫県などに生息しているサンショウウオですが、実は元々西日本に広く分布していた「カスミサンショウウオ」が、2019年に遺伝子などの違いで9種の新種として分類しなおされたうちの1種です。
4月頃に飼育ケース内で卵を発見し、
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1カ月ほどで手の生えたオタマジャクシの様な幼生が生まれました。
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孵化後2カ月ほどかけて水中で成長していき、
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つい先日変態して上陸しました。
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わからないことだらけで手探りでの飼育ですが、少しずつ成長を実感しています。これからも成長の様子も随時紹介していきます。
飼育スタッフ 伊藤
